サマーウォーズ
評判のアニメ映画「サマーウォーズ」を観てきた。
「時をかける少女」を撮った細田守監督の最新作である。
夏休み中だから、映画館は中高生ばかりだった。
内容は、ズバリ「ネット社会を生きる家族たち」を描いている。
バーチャル世界が暴走をして、世界の人びとを恐怖に陥れる。
と言って、デジタルVSアナログの対立を語るものでも、
バーチャル社会とリアル社会の対比を叫ぶものでもなかった。
人間の叡智としてのコンピュータ社会の深化を前提とした上で、
「みんな気をつけて、使おうぜ」というメッセージを感じた。
最初はすべて私たち人類のために創造されるが、誰かが悪用してしまう。
「ダイナマイト」も、「核融合」も、「ウイニー」だって、そうだ。
そんなことを考えさせるスゴイ映画だった。
西宮ガーデンズのテラスで子供たちが水遊びをしていた。