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ジミヘンのおいしいもの探し

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オヤジのつぶやき

ブログの中でオピニオンめいたものを発信するのは、ちょっと卑怯
かもしれないが、
「オヤジのつぶやき」を書いてみた。
(興味がある方だけ読んでください。)





大不況の時代に入った。
金融不安から始まって雇用不安へと拡がってきた。

ここ十数年、わが国のサラリーマンの給料はほとんど上がっていない。
その根本にあるのは、世界規模での自由競争だ。
コストが安い中国やアジアから安価な工業製品や農産物が入り込んでくる。
小売業はそれに飛びつく。消費者は一時的に喜ぶが、今度は日本で
作るものがなくなる。
農産物も同じだ。安い野菜や海老などが海外から流入すれば、
わが国の農業、漁業は大打撃を受ける。
若い人は辛気臭い農業や危険な漁業を嫌い、都会へ出て行く。
しかし、正規雇用をすれば他国との競争に勝てないので、企業側は「非正社員」でしか
採用してくれない。
働いても給料が上がらない若者の「夢」はしぼんでいく。
クルマなんてなくてもいい。金がないから恋人もつくれない。結婚もしなくてもいい。
そんな若者が増えてくる。
クルマが売れないから自動車業界は生産規模の縮小を余儀なくされる。
従来と同じ手法でクルマを作っていた米国企業はアジア各国の安くて優良な
製品に押し込められてギブアップ状態になる。
魅力のある製品作りや手法の変更よりも前にゼイキンの投入を政府に要求する。
大きなものをつぶすと、大変なことになるぞ。 
自由主義世界でこんなおどしがまかり通るのか?

ではどうすれば良いか? よく分からない。
十人集まれば十通りの対策を言うだろう。
保護主義を徹底して、他国の商品には高額のダンピング税をかけろ。
富裕税を強化して、富を分配しろ。
海外の企業と提携して利益を確保しろ。などなど。


(オヤジのつぶやき)
右肩あがりの成長なんてどこかで止まるはずだ。
天ぷらうどんの食料自給率は20%ほどだという。
小麦粉はオーストラリアから、海老は東南アジアからやってくる。
醤油の原料だって米国からくる。
電気やガスは石油によって作られ、その石油はアラブ地域からやってくる。
生産国が風邪をひけば、わが国は間違いなく高熱を出して寝込むだろう。
つまり、グローバル化による恩恵が、徐々にグローバル化の「落とし穴」へと
変化している。
今までは世界規模で役割分担をしてきた。
富める国は高付加価値をもった製品を作り、貧しい国は安価な日用品を作る。
しかし、それが変化した。
貧しい国も優秀な製品を生み出し、豊かになろうとしている。
世界中の富を再分配してくれと要求している。

一村一品運動の国際化が必要になるのかもしれない。
同じモノを世界中で作れば、一時的に安く作れる国が勝利する。
しかし、気候風土に根ざした特産品を生み出せば、それは敬意をもって受け容
れられるだろう。日本で人気のある「ボジョレー・ヌーボー」がその例だ。
そして、ゼイタクはしないことだ。
地元で生産したモノを使い、地元で収穫したものを食べればよい。
毎日、まぐろや海老をたべなくてもいいだろう。
唯一、潤沢にある「米」を食べればどうか?
そうすれば、小さな経済で豊かな幸福が味わえるかもしれない。
by jimihen-2 | 2008-12-09 16:31 | etc
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おいしいものはどこにある? 


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