ワールド・トレードセンター
オリバー・ストーン監督の映画をDVDで見た。
淡々と事実を積み重ねて、2人の警官の救出劇を描いている。
冷静な描写に好感が持てたが、「ユナイテッド93」が圧倒的な
恐怖感と読後感を残したのに比べて、薄っぺらな印象だった。
冒頭、普段と変わらない朝のニューヨークの風景が映る。
平和な国、アメリカ。繁栄を極める国、アメリカ。
それが、2機のハイジャック機によって暗転する。
映画を見ている間、私は8.6広島、8.9長崎、8.15降伏
そして1.17破滅的な大震災の日についてずっと考えていた。