PiTaPa記念日
PiTaPa(ピタパ)というのは関西の私鉄共通のICカードの名称だ。
今日、初めて使った。改札口の読み取り部分に軽くかざすだけ。
ピッというにぶい音がして、通過する。もっとハッキリとした音が
いいんだけどな。それに、利用明細が出ないのでいくら使ったか
すぐには分からない。(ネットで翌日には明細が分かるんだけど‥)
鉄道やバスの決済方法は「紙」の切符から始まった。そして、切符の裏に
磁気が塗られて自動改札が現れる。そして、プリペイド式の「スル
ッとKANSAI」になり、今回ICカードに行き着いた。
ポストペイの銀行振替方式だから、至って便利なのだが、クレジットカード
と同様、紛失するのがコワイ。プリペイド式は
不便だが、金額が小額だからあきらめもつくが、ピタパはそういう
ワケにはいかない。
便利になることと危険とは隣り合わせだ。非接触型のICカードは傍を
歩いていてデータを盗み読まれることがあるという。コンピュータ社会
において何ごとも悲観的に見るひとがいる。「便利は不便」などと
言っている人たちだが、私はコンピュータの未来を楽観的にポジティブ
に捉えたいと思っている。
さて、鉄道の決済方法はピタパが最終形なのだろか?
例えば、指紋認証型とか手のひら静脈認証型なんて新手の通過
方式が登場しないとも限らない。そうなれば、指紋変えます、なんて
商売も現れたりするのだろうか?
人間の便利志向はどこまで行くのだろう‥。