過保護の国、ニッポン
寝かせば寝かすほど味がまろやかになるウイスキー。
木たるで数十年間貯蔵された舶来の年代物が、5月末
に導入される食品の残留農薬を規制する「ポジティブリ
スト制度」の余波で「簡単に口に入らなくなるかも」と
関係者の間で心配する声が上がっている。(共同通信)』
こんな記事を見つけた。例のPSEマークの件が収束に
向かうときにまたぞろ出てきた「おせっかい法案」。
自分の身は自分で守る。この精神がわが国には欠如
している。さまざまな過保護法案がそれを助長する。
「道交法」を見よ。シートベルトをつけなさい、チャイルドシート
をしなさい、ケータイは自粛しなさい。我われは子供か?
この食品にはこんな危険性が考えられますよ、この電気製品
のこんなところが危ないですよ、と啓蒙してそれを消費者が
判断すればよいのではないですか?
法律や条令が介在しすぎるって、どやねん?
ここ数年、汚職・収賄・天下り・公務員のサボリなどの言葉を
聞く度に、持って行き場のない怒りを感じる。
国がやるべきこと、県や市町村がやるべきことはそんなには
ないと思う。
一度作ってしまった仕事は無意味に残ってゆく。そして、財源
不足という理由で増税だ。やるせない。
国民は無力だ。