思うところあり・・・
すべてが空虚だ。
ある青年が、企業のM&Aによって大金を手に入れる。
金が金を呼んで株式の時価総額とやらが数千億円になる。
彼はヒルズ族と呼ばれてマスコミの寵児になるが、
自分が何を目標にしているのか段々とわからなくなる。
彼をねたみ半分で見ていた大人がいる。マスコミがいる。
いつか青年がつまずくのを待っている。そして好機が訪れた。
また、デイトレードというマネーゲームにはまっている学生がいる。
主婦がいる。1日中パソコンの画面をにらみ、○万勝ったの負けたの
騒いでいる。単純なギャンブルだ。企業を支援する気持ちも
社会的な倫理観もない。
私は思う。金というのは毎日暮らすに足りる分だけあればよい。
それ以上持とうとするとろくなことがない。
金で買える幸せなんて、たかが知れている。