ジミヘンのおいしいもの探し

jimihen2.exblog.jp ブログトップ

<   2012年 09月 ( 5 )   > この月の画像一覧

映画「コッホ先生と僕らの革命」


 私がいつもいつも狭くて暗い映画館へ通っている理由はただひとつ。
 ”感動の涙を流したい” ”生きていて良かったと心から思いたい”からだ。

 ドイツ映画「コッホ先生と僕らの革命」を観て、久しぶりに爽やかな感動
 に震えた。
 この映画は”無印良品”のようだ。大作でも話題作でもないが、普遍性を
 もったじんわりと心にしみる良品。

 19世紀末、帝国主義下のドイツで若者にサッカーを通じて”フェアプレ
 ー”精神を教えたコッホ先生の物語。規律と権威ばかりに縛られた名門校
 の生徒は差別と孤立に悩んでいた。
 コッホ先生は「フェアプレーとは、公平に敵味方なく敬意を払う」ことだ
 と教える。やがて、生徒たちは他の教師や親の反対をものとはせず、サッ
 カーを通じてチームプレーの喜びを体得してゆく。
a0048918_8252660.jpg

 ドイツ帝国が抱く反英感情は想像以上に頑なだ。だから敵国のスポーツを
 すること自体が愛国精神に反することとされた。
 隣国との摩擦に揺れるわが国の現状を想う。民族間の対立は、一旦こじれ
 ると憎悪の増幅に歯止めがきかなくなる。
 コッホ先生はホイッスルを吹いて、教える。「オフサイドだ。相手の選手
 よりも前で待ち構えるプレーは許されない。」
 生徒たちは、ルールを学び、全力で相手チームに立ち向かってゆく。

 ロビン・ウィリアムが破天荒な教師を演じた映画「いまを生きる」、松雪
 泰子が熱血ダンス教師を演じた「フラガール」、そして泣き虫先生が悪ガ
 キ部員をラグビー日本一に導いた伏見工業の奇跡の物語などが頭をグルグ
 ルと回った。

 「公平に敵味方なく敬意を払う」ことが今、東アジアに求められている。  

[PR]
by jimihen-2 | 2012-09-19 08:29 | 映画 | Comments(0)

踊るムービー・ファイナル



 なんだかんだと文句をつけたくなるシリーズの完結編を観にいく。
フジテレビが盛んに宣伝をしている「踊る大捜査線 ザ・ファイナル」だ。

第1作と第2作をグレードAだとすれば、前作の第3作は期待外れの
グレードCだった。
果たして、ファイナルはグレードがBに戻るのか、それともDまで落ちる
のか? そんな興味で(ハードルをうんと下げて)観ることにした。


前半はかなりヒドイ。湾岸署員の動きが何故かボリウッドのマハラジャ
踊りに見えてしまう。薄っぺらい笑いを取ろうとして、寒々しい。
ところが、新署長ユースケの息子が誘拐される辺りから、俄然テンポが
良くなる。

踊るシリーズは「組織論」の映画だ、と云った人がいる。
本庁と所轄の関係は、本社と子会社の関係に似ているし、組織の中で
自分が信じる道を歩むことの難しさを描いてきた。
その象徴が、叩きあげの”いかりや刑事”だった。
彼は、上司へのおべっか使いを止め、若く真っ直ぐな青島のような刑事
を励ました。
しかし、彼がいなくなり、このドラマの支柱がなくなった。



a0048918_735177.jpg



本編のストーリーはいつもとは違った。
今回、警察内部の不祥事隠ぺいというテーマを持ってきた。
どの組織でも隠ぺいしようとする者と、それを内部告発しようとする者が
現れる。そこにあるのは「何が正義か?」ということ。

最後に青島が言う。
「僕たちは市民を守るために存在する。安心して暮らせる町を作るのが
自分の使命だ。」
自らに言い聞かせるようにそう言って、現場に飛び出して行った。


正義とは何か?
組織の中で、正義を貫いて生きていけるのか?


今作の犯人(告発者)に向かって青島がつぶやいた言葉が耳から離れない。
 「正義なんて胸に秘めてるくらいでいいんだよ‥

[PR]
by jimihen-2 | 2012-09-13 07:39 | 映画 | Comments(0)

「おにぎり」に、ソッコン!


 歳を取ったせいか、おにぎりが無性に気になる。
辛いものや、こってりしたものではなく、やさしい味の
「おにぎり」を食べたいと思う。

a0048918_9155643.jpg


最近行きつけになった西宮北口のおにぎり屋さんで
「天むす」を注文してみた。
ああ、なんてうまいんだろう。
これ以上の食事はないんじゃないかとさえ思える。
注文を聞いてから握ってくれるおにぎりは、とにかく
やさしかった。

a0048918_9161390.jpg

[PR]
by jimihen-2 | 2012-09-12 09:18 | 外食 | Comments(0)

「彦八まつり 2012」


a0048918_8523453.jpg

a0048918_8525865.jpg


 大阪の”いくたまさん”で開催された上方落語の祭典「彦八まつり」へ
出かけた。
ここ生國魂神社の境内には上方落語の祖とされる米澤彦八の記念碑が立って
いる。江戸時代、彦八はこの神社の境内で落ちのある咄を始めた。


a0048918_8532339.jpg

a0048918_8534228.jpg



朝から大層な人出でにぎわっていた。
昨年は台風のためにまつりが中止になったので、2年分の熱気を感じる。
境内には落語家が工夫を凝らしたたくさんの屋台が建ち、客を楽しませている。
暑い時期の開催なので、涼を呼ぶ噴水広場やミストシャワーなどがあって、
サービス精神に溢れている。


a0048918_8541224.jpg

a0048918_854277.jpg

a0048918_854435.jpg



さて、昼過ぎから神社の会館で行われる奉納落語会を聞くことにした。
今回のサブタイトルは「米朝孫弟子X春団次一門」である。
出演者と演目は次の通り。


1.桂 吉の丞  「つる」
2.桂 壱之輔  「ぜんざい公社」
3.桂 出丸   「上燗屋」
4.桂 梅団次  「寝床」
   (中入り)
5.桂 福楽   「京の茶漬け」
6.桂 雀松   「宇治の柴舟」



前半は至って当たり前の演目が続いて、ちょっとガッカリしたが、初めて
聴く若い壱之輔君に爽やかなチカラを感じた。

後半はこちらも初めてお目にかかる福楽師匠。
「人生イロイロありまして・・」という自己紹介のマクラから入った。
何年間か舞台から姿を消していたようで、ちょっとミステリアスな印象だった。


一番驚いたのは雀松師匠の演目だった。
はじめ、「崇徳院」をやるのかなと思ったらなんと「宇治の柴舟」だった。
この演目は春団次のCDで相当に聴きこんだ思い入れのあるものだ。

若旦那が絵に描かれた女性に恋患いする、という奇抜な設定が面白い。
熊五郎と一緒に宇治へ出養生に出かけ、絵の中の女性そっくりの人に出会い、
そして・・・。


今ならさしずめテレビの中のアイドルに恋をして、投票用紙が入ったCDを
何千枚も買うファンのようなものか?

この噺の結末は常識的すぎるが、良くできている。
若旦那は迷いの夢から覚め、真っ当な商人になるというもの。

考えてみれば、やはり風変わりな落語である。


a0048918_855815.jpg

a0048918_8553073.jpg


[PR]
by jimihen-2 | 2012-09-03 09:00 | 落語 | Comments(2)

思い出の「かつとじ定食」


 芦屋の蕎麦屋さんで、思い出の「かつとじ定食」を注文。
何年か前に食べて感激したメニューである。
つゆだくが苦手の私はこういった”分離型の丼”が大好き。

a0048918_859485.jpg

a0048918_90658.jpg


久しぶりに食べた感想は、「うむ、こんなものか?」
思い出はどんどんと美しくなるものだ。
[PR]
by jimihen-2 | 2012-09-01 09:02 | 外食 | Comments(0)
line

おいしいものはどこにある? 


by jimihen-2
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30