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J.キャメロンが「アバター」で、言いたかったこと


今年26本目の映画を観てきました。目標にしていた年間24本観賞は一応達成です。

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1.「アバター」の先進性
「アバター」は遠い未来の宇宙を舞台にしたSF映画である。
CG技術を駆使したド迫力の映像は、もし3D作品でなかったとしても目を見張らせるスゴイ
出来栄えだった。見たことのない異星人や動物の姿、そして兵器の数々。
さすがに「エイリアン2」や「ターミネーター」を撮った監督だと思わせる。
しかし、何と言っても「実写版3D映画」というのが、革命的であろう。
少し画面が暗くて、まだまだ実験段階を思わせるが、近い将来の方向性を見せてくれた。

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2.ストーリーの現代性
そのストーリーは実に分かりやすいものだった。例えていうならこんな感じ。
「騎兵隊の若者が、アメリカインディアンの酋長の娘に恋をする。やがて、若者は村を
破壊しようとする騎兵隊を敵に回して、敢然と闘う。」
現代的なテーマも入れている。開発という名の「自然破壊」を糾弾し、自然との共生を語り
かける。その世界観は、観る者に或るアニメ映画を彷彿させた。
宮崎駿監督の「もののけ姫」であり、「千と千尋の神隠し」である。そして、空に浮かぶ島は
「天空の城ラピュタ」そのものであった。
宮崎監督のファンを自認するキャメロン監督は、知らず知らずの内に、「自然界に宿る神」や
「森の精霊」の思想を受け入れていたのであろう。

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3.そして、感じた違和感
映画の後半はすさまじい戦闘シーンだ。
弓矢を手にした先住民と、圧倒的な武器を持つアメリカ海兵隊との一方的な闘い。
つまりは、世界の覇者としてすべてを支配しようとしてきた米国の侵略である。
徒手空拳に近い先住民が、米軍の重火器によって次々に倒される。
自然はなぎ倒され、燃え上がる。先住民の女子供が殺戮される。
一瞬、ヴェトナム戦争の映像とダブって見えた。
先住民の決死隊が航空機の中に踊りこむがすぐに抹殺される。
今度はカミカゼ特攻隊とダブる。私はだんだんと悲しくなってきた。

キャメロン監督は、どんな思いをこめてこの映画を撮ったのであろうか?
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by jimihen-2 | 2009-12-31 10:10 | 映画 | Comments(0)
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おいしいものはどこにある? 


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