ジミヘンのおいしいもの探し

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アメリカの嘆き、アメ車の終焉


世界同時不況が襲い、ビッグ3が瀕死の状態になって、
オバマが大統領になる。

明らかに米国は新しい時代に踏み出した。
或いは、踏み出さざるを得ない状況に追い込まれた。

C.イーストウッド監督・主演作品「グラン・トリノ」は、
そういった時代を映す映画であった。

  
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前評判が高い作品だった。
期待度が高すぎたせいか、当たり前すぎるストーリーに
少し戸惑いを覚えた。
長年、フォード社に勤めたオールド・アメリカンは、近所に
住むアジア系の移民に嫌悪感を抱いている。
「きさまたちは、オレの芝生にはいるな」

しかし、今それは大きな波となって押し寄せる。
逆に、白人がどうしてこんな田舎に居るのかと、聞かれる
始末だ。息子達は、親の気持ちも知らずに日本車に
乗っている。
主人公のオールド・アメリカンは、デッキに座ってビールを
飲みながら愛車『グラン・トリノ』を眺めることだけが
楽しみだ。
察しの通り、グラン・トリノ=古いアメリカである。
でっかくて、偉大で、ガソリンをがぶ飲みするマシン。
それは古い価値観の中にあるアメリカの象徴なのだ。


古い価値観は崩れ、新旧が交代する時期が来る。
黒人やイエローを避けて過ごせた時代は終焉し、
共存せざるを得ない時代になった。
否、世界の覇権はいずれアジアが握るかもしれない。

それを彼ら自らが悟って、作った映画だ。
「グラン・トリノ」
アメリカが今、変わろうとしている。
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by jimihen-2 | 2009-04-28 19:47 | 映画 | Comments(0)
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おいしいものはどこにある? 


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