ジミヘンのおいしいもの探し

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正義が勝つとは限らない

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映画「それでもボクはやってない」を観た。
平凡な市民を主人公にして、日本の刑事裁判の現実を告発する
内容になっている。
痴漢犯罪という卑近な例を取っていることが却って、我々観客に
恐怖心を与える。わが身に置き換えて、背筋が凍りつく。
これが、傷害容疑や窃盗容疑であっても大差はないであろうと
思わせる。(真実は知りえないところだが・・)

周防監督は自分の興味のセンサーにひっかかるものだけを映画
にしてきた。学生相撲をテーマにした「シコふんじゃった」、社交ダ
ンスをテーマにした「Shall we ダンス?」など。
そして、今回の対象は「裁判制度」ということだが、映画化に当って
は、相当なきっかけと徹底取材が存在したことだろう。

私たちは「冤罪」は許されないこと、と頭では分かっているが、
”人が人を裁く”裁判に「絶対」はない。
   「正義が勝つとは限らない」のだ。

日本人は特に争いごとを嫌う。単一民族だから穏便な解決を選び、
他民族国家のように訴訟で争うことを善しとしない伝統がある。
近く始まるらしい「裁判員制度」なんて、まっぴらゴメン被りたい。
一般市民はトラブルに近ずきたくないのだ。プロの判事でも判断が
難しいことを市民に押し付けないでくれ!

この映画は、解り易くそして重い。傑作かどうかは観た人だけが
判断するだろう。ただ、日本の法曹界に一石を投じる映画になって
ほしいと願う。
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by jimihen-2 | 2007-01-28 17:19 | 映画 | Comments(4)
Commented by eight-b at 2007-01-31 21:46
映画の趣味がいいですね。

と自分を褒めてみる。
Commented by ジミヘン at 2007-01-31 22:28 x
見たい映画というのは、突き動かされる衝動ありき です。
そんなワケで、「硫黄島・・」や「007・・・」は、結局
流してしまった。
「リトル・ミス・サンシャイン」と「それでもボクは・・・」の次は
「幸福な食卓」かな?
Commented by eight-b at 2007-02-01 15:23
この間ヨメの希望で「マリーアントワネット」を見に行きました。
最初から寝てしまいました。
といいつつ、今月は「守護神」見に行きます。
ケビンコスナー、タイプなんです(^^;
Commented by ジミヘン at 2007-02-01 20:02 x
ケビン・コスナー、いいですね。
「アンタッチャブル」での彼とショーン・コネリーには
しびれました。
息子は「パーフェクト・ワールド」が最高! なんて言ってました。
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おいしいものはどこにある? 


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