「奴寿司」で、文之助落語の余韻に浸る
久しぶりの”動楽亭”昼席です。
この日のお目当ては、歌之助師匠と文之助師匠のお二人。
中入り前に登場した歌之助師匠の演目は提灯屋が相撲を取るハメ
になる「花筏(はないかだ)」、大トリの文之助師匠は本格派の
大ネタ「百年目」を披露した。
百年目とは、堅物で通っている番頭が実は茶屋遊びの常連で、
お花見で遊んでいるときに店の旦那に鉢合わせする、という
筋立ての演目。
やや冗長な印象であったが、師匠の名人芸に満足した。
さて、その余韻に浸るため、寄席から徒歩30秒のこの店に落ち
着く。大衆寿司店の「奴ずし」さん。
とりあえず白板に書かれたおススメメニュー「穴子肝焼き」と熱燗
を注文する。
肝が香ばしくてなかなか旨い。
そして、今回は”湯豆腐”をパスして、バッテラをお願いした。
お母さんはそのまま食べてと言ったけれど、醤油をハケで一塗り
すると、素晴らしくおいしくなった。
ごちそうさまでした。
穴子肝焼き(二本) 300円
バッテラ 400円
清酒(一合) 300円
合計 1,000円也