ジミヘンのおいしいもの探し

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映画「コッホ先生と僕らの革命」


 私がいつもいつも狭くて暗い映画館へ通っている理由はただひとつ。
 ”感動の涙を流したい” ”生きていて良かったと心から思いたい”からだ。

 ドイツ映画「コッホ先生と僕らの革命」を観て、久しぶりに爽やかな感動
 に震えた。
 この映画は”無印良品”のようだ。大作でも話題作でもないが、普遍性を
 もったじんわりと心にしみる良品。

 19世紀末、帝国主義下のドイツで若者にサッカーを通じて”フェアプレ
 ー”精神を教えたコッホ先生の物語。規律と権威ばかりに縛られた名門校
 の生徒は差別と孤立に悩んでいた。
 コッホ先生は「フェアプレーとは、公平に敵味方なく敬意を払う」ことだ
 と教える。やがて、生徒たちは他の教師や親の反対をものとはせず、サッ
 カーを通じてチームプレーの喜びを体得してゆく。
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 ドイツ帝国が抱く反英感情は想像以上に頑なだ。だから敵国のスポーツを
 すること自体が愛国精神に反することとされた。
 隣国との摩擦に揺れるわが国の現状を想う。民族間の対立は、一旦こじれ
 ると憎悪の増幅に歯止めがきかなくなる。
 コッホ先生はホイッスルを吹いて、教える。「オフサイドだ。相手の選手
 よりも前で待ち構えるプレーは許されない。」
 生徒たちは、ルールを学び、全力で相手チームに立ち向かってゆく。

 ロビン・ウィリアムが破天荒な教師を演じた映画「いまを生きる」、松雪
 泰子が熱血ダンス教師を演じた「フラガール」、そして泣き虫先生が悪ガ
 キ部員をラグビー日本一に導いた伏見工業の奇跡の物語などが頭をグルグ
 ルと回った。

 「公平に敵味方なく敬意を払う」ことが今、東アジアに求められている。  

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by jimihen-2 | 2012-09-19 08:29 | 映画 | Comments(0)
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