ジミヘンのおいしいもの探し

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踊るムービー・ファイナル



 なんだかんだと文句をつけたくなるシリーズの完結編を観にいく。
フジテレビが盛んに宣伝をしている「踊る大捜査線 ザ・ファイナル」だ。

第1作と第2作をグレードAだとすれば、前作の第3作は期待外れの
グレードCだった。
果たして、ファイナルはグレードがBに戻るのか、それともDまで落ちる
のか? そんな興味で(ハードルをうんと下げて)観ることにした。


前半はかなりヒドイ。湾岸署員の動きが何故かボリウッドのマハラジャ
踊りに見えてしまう。薄っぺらい笑いを取ろうとして、寒々しい。
ところが、新署長ユースケの息子が誘拐される辺りから、俄然テンポが
良くなる。

踊るシリーズは「組織論」の映画だ、と云った人がいる。
本庁と所轄の関係は、本社と子会社の関係に似ているし、組織の中で
自分が信じる道を歩むことの難しさを描いてきた。
その象徴が、叩きあげの”いかりや刑事”だった。
彼は、上司へのおべっか使いを止め、若く真っ直ぐな青島のような刑事
を励ました。
しかし、彼がいなくなり、このドラマの支柱がなくなった。



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本編のストーリーはいつもとは違った。
今回、警察内部の不祥事隠ぺいというテーマを持ってきた。
どの組織でも隠ぺいしようとする者と、それを内部告発しようとする者が
現れる。そこにあるのは「何が正義か?」ということ。

最後に青島が言う。
「僕たちは市民を守るために存在する。安心して暮らせる町を作るのが
自分の使命だ。」
自らに言い聞かせるようにそう言って、現場に飛び出して行った。


正義とは何か?
組織の中で、正義を貫いて生きていけるのか?


今作の犯人(告発者)に向かって青島がつぶやいた言葉が耳から離れない。
 「正義なんて胸に秘めてるくらいでいいんだよ‥

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by jimihen-2 | 2012-09-13 07:39 | 映画 | Comments(0)
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おいしいものはどこにある? 


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