ジミヘンのおいしいもの探し

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映画「タンタンの冒険」

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 これはスピルバーグの実験映画である。

単に実写っぽいアニメ映画ではなく、最新テクノロジーである”フル
デジタル3Dパフォーマンス・キャプチャー”を駆使したエポックメ
イキングな作品だった。

おめでとう、スピルバーグ監督。よくやった!



ディズニーのアニメ映画に心を奪われたスピルバーク少年は、きっと
夢見ていたに違いない。
いつの日にか、ディズニーを超えるアニメを作ることを・・。


「ジョーズ」で名を売り、「未知との遭遇」「E.T.」で特殊撮影
に新境地を開いた。
やがて、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「ジュラシックパー
ク」でテクロノジーの完成度を上げ、「トランスフォーマー」シリー
ズでひとつの頂点を極めた。
一方、「インディ・ジョーンズ」シリーズでの映像上の不満を解決し
たのが今回の「タンタンの冒険」だったのではないだろうか。
もっと、もっと自由に動き回るカメラが欲しかった。

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今回の映画、「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」。
技術上の詳細はよく分からないが、役者が演じた映像を加工し、アニ
メの画像に焼き直している。しかも、3D映像である。
中でも目を見張るのが、カメラ・アングルだ。
天空から地上すれすれまでを超スピードで移動する(仮想)カメラは
驚愕である。今作品のクライマックスであるバイクでの追跡シーンは
歴史に残る名シーンになった。

”モーション・キャプチャー”技術は「アバター」を発展させたもの
であろうが、鏡・ガラス・水・海・砂漠・金貨などマテリアル感がス
ゴイ。
(これらを、これ見よがしに見せるところが実験映画とも言える。)

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スピルバーグが生まれてからの映画のテクノロジーを回顧する。
モノクロからフルカラーへ、そしてシネマスコープのワイド化。
やがて、コンピューターを使ったCG合成が可能になり、3D映像も
実現する。
「アバター」や「猿の惑星:創世記」など、現実と仮想が入り混じる
映画作りが観客に受け容れられていく。



この映画で、スピルバーグ監督の進化した姿を久しぶりに見た。
同世代として実にうれしい。頼もしいかぎりだ。
これからの残された10年間が楽しみになってきた。
  




 
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by jimihen-2 | 2011-12-06 19:23 | 映画 | Comments(0)
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おいしいものはどこにある? 


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