ジミヘンのおいしいもの探し

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映画「マネーボール」


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 弱小プロ野球チームを、いかにしたら少ない予算で優勝できる強い
チームに変えることができるのか?
アスレチックスのGM(ブラッド・ピット)は考える。


これは「大人が見て唸る映画」である。
単なる成功物語=「プロジェクトX」ではない。
多くの示唆に富んでいる。


常勝チームの夢をあきらめない我が国某球団の内紛が世の中を騒がせ、
監督に縁のある青年が(球団と一緒になって)”ドラフト制度つぶし”
をしようとしているこの時期での観賞である。


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主力選手を他チームに引き抜かれたアスレチックスは途方に暮れる。
穴埋めにスター選手を獲ろうとしても、支払い能力はない。
そこで、コンピューターおたくを雇い、統計データを重視した科学的な
判断基準で”お買い得な選手”を集めることにした。

ブラピが”先物相場師”に見えてくる。
選手の”ハート”などお構いなし。売った、買ったの世界である。


(1)業界にどっぷりと浸かった人間に、真の改革はできない。
   球団のスタッフ、スカウトたちは既得権益者である。
   客観データよりも自分だけの主観(好き嫌い)で判断する。
   そして、失敗しても責任を転嫁する。

(2)選手を適正・公正に評価するのはムズカシイ。
   チャンスをもらい、ちょっとだけ活躍すると、巨額の報酬を得て
   自分を大物だと錯覚する。
   「過大評価」と「過小評価」は、プロ野球でも、一般サラリーマ
   ンでも常についてまわる。

(3)勝てるチームにするための組織とは、どんなものなのか?
   ブラピはコストパフォーマンスの良いチームを作り、ある程度の
   成果を上げるが、これは継続性がない。
   活躍した(お買い得の)選手は、高額年俸を要求するだろう。
   常に血を入れ替えて、果たしてまとまったGOOD TEAMに
   なるのか?

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 大リーグの実話を題材にしているが、実に「組織はどうあるべきか?」
を問うている。

スーパースター「イチロー選手」はドラフト4位でオリックスに入団した。
つまり、スカウトが見るべきなのは総合点ではなく、「他より秀でた何か」
を持っているか否かである。ひとつでも秀でたところがあれば、可能性が
ある。

某球団は過去の実績(=過去の栄光)だけを見て、ダメ外人を獲る。
一方、ある球団は将来性に賭けて安い外人選手を探す。
その差は、スタッフ・スカウトの”覚悟”(保身体質)の差であるように
思える。


最後に、
この映画を広島東洋カープと横浜ベイスターズのGMに贈りたい。
そして、某G軍のGMにも見てほしい。

ついでに、わが阪神ターガースのGMとスカウト陣も見てみればどうだろう。

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by jimihen-2 | 2011-11-23 13:49 | 映画 | Comments(0)
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おいしいものはどこにある? 


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