ありがとう A.L.ウェバー!
映画「オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン」を観た。
ファントム・マニアにとっては、何よりも豪華な年末プレゼントになった。
思い返せば今から13年前、ニューヨーク・ブロードウェイにある小さな劇
場でこのミュージカルに出会った。運命の邂逅のようであった。
英語のセリフはほとんど解からなかったが、豪華な舞台美術や華やかなバレ
エなどを楽しんだ。そして、ファントムの鬼気迫るクリスティーヌへの愛と
憎しみ。
観終わった私は急いでCDショップに走り、ロンドンオリジナル版を手に入
れた。その後、CDを聴く日々がずっと続いた。
東京で劇団四季の公演を観た。素晴らしかった。
いつも、頭の中に「ミュージックオブザナイト」や「ポイントオブノーリタ
ーン」のメロディが鳴り響いた。
広島公演、京都公演を追った。そして、映画版が公開され、舞台とはまた違
った魅力に触れた。
今回のロンドン記念公演は、ロイヤル・アルバート・ホールという大きなホ
ールでの公演だ。
舞台の2階にオーケストラが配置され、その上に巨大なスクリーン、そして
更にその上に大シャンデリアが・・。正に一世一代の豪華な舞台であった。
このめくるめく興奮をどう伝えれば良いだろう。
ラウルとともに歓びを歌い、ファントムとともに哀しみを歌う。
ああ、なんて美しいんだ、クリスティーヌ!
歌え! 私のために・・・
歌え! 私のために・・・
MY ONE AND ONLY MUSICAL
THE PHANTOM OF THE OPERA.
ありがとう A.L.ウェバー!