ジミヘンのおいしいもの探し

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映画「ヒアアフター」


 話題の映画「ヒアアフター」を観た。
監督=C.イーストウッド、製作=S.スピルバーグ、主演=マット・デイモン。
この豪華な布陣で駄作になる訳がないだろう。 

題名の「ヒアアフター hereafter」とは何か?
ネット辞書で調べてみると、「今後、将来、未来」「来世、あの世」とあり、
映画の中では「来世」と訳していた。
次に”来世”を辞書で引くと「the afterlife, the world to come」とあった。


さて、映画が始まる。
いきなりパニック映画ばりの津波のシーンがある。
リアルなCG映像は迫力満点で、恐怖を感じる。
この津波に巻き込まれて臨死体験をした女性ジャーナリストが一人目の主人公。

次に登場するのは死者と会話できる霊能力を持つ青年(マット・デイモン)。
彼は自分の能力を「呪い」であると忌み嫌っている。
そして、突然の交通事故で兄を失くした双子の少年が登場する。

「死後の世界を垣間見た女」「死者の声を聞く男」「かけがえのない兄弟の死を
容認できないでいる一卵性双生児の少年」
この3人が何かに導かれるようにロンドンに集まってくる。
まるで、巨大母艦のUFOの到着を待つために集まってくる「未知との遭遇」に
出てくる人々のようだ。

   
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核家族化が進んで、ますます日常生活から「死」というものの影が希薄になって
いる現代。しかし、死は誰にでも訪れる。もっと身近な存在である筈だ。

「死」を想うことは、とりもなおさず「生」を考えることであり、今をどう生き
るのかを模索することに他ならない。
イーストウッドは、「ミリオンダラー・ベイビー」や「グラン・トリノ」で過酷
な現実世界を描いてきた。その彼が、今回のようなスピリチュアルな世界を描く
のはどうして?と、当初違和感を感じたが、「死を通しての生」を描こうとした
に違いない。


その昔、立花隆氏が「臨死体験」を著し、大きな反響を巻き起こした。臨死体験
をした人の記憶はかなり似通っていた。天井付近から自分の亡きがらを見降ろし、
やがてトンネルを抜け、まばゆい光を見る。
それは、死後の世界の入り口なのであろうか?

これに対して脳科学者は真っ向から反対した。脳機能の低下による幻覚であり、
予め組み込まれた脳内現象である。光を見たり水に触ったりするのは生前の知識
(三途の川や御来光?)をダブらせているからだ、と切って捨てた。

しかし、私は信じたい。臨死体験者が言う「苦しみのない夢のような感覚」「見
渡す限りのお花畑」を信じたい。
そうでなければ、不安で旅立てない。

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by jimihen-2 | 2011-02-24 08:35 | 映画 | Comments(0)
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