ジミヘンのおいしいもの探し

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桜田門外ノ変


「愛国者たちの潔い最後を描くせつない時代劇」

ある映画評論家が、この映画をこんなタイトルの文章で
ほめていたので観に行くことにした。

歴史の教科書で簡単に触れられる井伊直弼暗殺事件の
顛末を題材にした異色作である。

この事件は藩と幕府の戦争でもなく、クーデターでもない。
今風に言えば時の権力者の存在を消し去ろうとする
「テロ事件」だ。

テロ事件の首謀者、実行部隊長、支持者たちを主人公にし、
事件の発端・実行・後日譚をていねいに描いて見せる。

   
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なしくずしの開国に向かう幕府を「弱腰」と決めつけて、
大老を抹殺しようとする彼らの行動は、いかにも軽挙妄動
に映る。
多くの民衆の賛同を得て、組織のトップを動かし、世の中
を変えてゆく。それができたのが、西郷や木戸であり、
できなかったのが水戸浪士であった。

幕末の一エピソードを詳しく紹介した映画としては面白
かったが、映画で何を語ろうとしたのか監督の意図が
見えなかった。
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by jimihen-2 | 2010-10-27 13:55 | 映画 | Comments(2)
Commented by eight-b at 2010-10-27 15:42
北大路欣也がよかったです。

桜田門外ノ変がなんなのか
井伊直弼ってなにものだっけ
安政の大獄は言葉だけの記憶

そんなお馬鹿な私には歴史の点と線が結びつく
実に面白いと感じられる映画でした。
ま、面白がる出来事ではないにしろ飛び飛びな日本史が
にわかに自分の中で形となっていく。
ということで俄か歴女はさっそく吉村昭を読み始めました(笑)。

次は師走の「最後の忠臣蔵」だー!
Commented by ジミヘン at 2010-10-27 22:09 x
なるほど、何でも批判的に見てしまう小生と違って、
余裕のある見方をしていますね。
原作を読み始めるところなど、素晴らしい。

忘れられないのが、大老襲撃の生々しい緊迫感と、
大沢たかおが鳥取藩の剣客と勝負をする場面でした。
真剣を以って戦う怖ろしさが表現されていました。
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おいしいものはどこにある? 


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